太郎太郎 生年:1998年春生まれ(たぶん) 種類:日本猫 性別:(もと)雄 色 :白 尻尾:尾長、真っ直ぐ 血統:野良(捨て猫) 家に来た経緯 ある初秋の日、実家の両親が海辺の山道(三陸海岸の南端付近で、海の側まで山が迫っているのです)をドライブしていて、ある事情があり(秘密)父が車を止めて雑木林の入り口へ向かうと、3~4ヶ月位の泥で汚れた子猫が背を向けて横たわっておりました。見た時は、もう死んでいると思えた程痩せてベタンコだったそうです。動物に慈悲深い父は、せめて埋めてやろうと本来の用事(秘密)も忘れ、車にとって返してトランクからスコップを出し(何故そんなものを積んでいるんだ?理解に苦しむ娘)、母に子猫の事を伝えました。そして二人で軍手、タオル、スコップを手に現場へ向かい子猫の方へ近づいた時、子猫がムックリ頭を上げたのです!!!「おぉ、生きている!」母は夢中でタオルの中に子猫を抱き取りました。車に戻り、お弁当の梅干し入りおにぎり(梅干し?)を差し出した所、一気に食べそのまま寝てしまい、3時間後に家に着くまで眠り通しでした。 こうして太郎は、前の飼い猫が半年程前に病気で虹の橋を渡ってしまい、寂しい思いをしていた家の猫になりました。 (父が”本来の”用事(秘密)を済ませる事ができたかどうかは不明) (未完) |